- 2014年2月9日
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名前は”愛のケーキ”です(笑)
もうすぐバレンタインということで、今月のキッチンレクでは「チョコレートケーキ」を作りました。まずは、チョコレートを銀紙から取り出して、溶けやすいように小さく割っていきます。割っただけでも、いい香りが部屋一面に広がりました。
ベーキングパウダーを使わずに、卵白だけで膨らませるレシピなので、焼き上がるまでちゃんと膨らむか心配です。こう言ってはなんですが「メレンゲの泡をつぶさないように混ぜる」「粉を入れたら、さっくりと混ぜる」というのが、80~90歳のご入居者にはとっても不慣れな工程なのです。その代わり「よ~く混ぜる」「よ~くこねる」は、とってもお上手です。
「このケーキはなんて名前?」
「そうですね~。なんと名付けましょうか?」
「バレンタインだから、”愛のケーキ”!」
こんな会話を楽しみながら、ケーキが焼き上がる頃には、また一段とよい香りが、今度は部屋を飛び越えてフロア中に広がります。
バレンタインと言えば、今は自分へのご褒美チョコを買う人も増えたとか。時を越えてスタイルが変わるって、当たり前かもしれません。でも、ある日、誰かが始めたことが、いつの間にか日本中に広まっていくって、面白いです。50年後のバレンタインのスタイルって、どんなでしょうね。